付帯部下塗り

付帯部も塗装してきれいに長持ち

 

 

付帯部とは、軒天や破風、雨樋、雨戸、通気口、幅木、巾木、霧避け、庇など…壁と屋根以外の大事な部位。経年劣化で錆やがたつきが起こり、雨漏りの原因になることもあるので、外壁塗装と一緒にやるのが一般的です。素材が木製や鉄製、塩化ビニール製などいろいろとありますが、塗装をすることで長持ちできるようにするだけでなく、家の寿命を延ばすことにもなります。足場を組んでやるのですから、こうした細かいところもきっちりとやってもらった方がいいでしょう。見て目的にも、一緒にきれいにしたほうがいいです。

 

付帯部分に使う塗料は、外壁と同じランクの塗料を使うのがおすすめです。でないと、何年か経った際に、壁はまだ塗装の必要がないのに付帯部だけ工事が必要…なんてことになってしまいかねません。つまり、外壁塗装に使った塗料の耐久年数が20年だったら、付帯部の耐久年数も同じく20年するということ。付帯部だけ10年物を使ったりしてしまうと、10年後にまたここだけのために足場を組むことになってしまいます。

 

業者の中では、1回の塗りで十分というところもありますが、1回塗りでは塗膜に差が出てしまうこともあり、それだと不安定な状態になってしまいます。しっかりとやるのであれば、2回塗りのほうが安心なのです。

 

 

ケレンとは?

 

 

付帯部の作業で耳にするケレン。ケレンとは、鉄部や木部をヤスリでこすり、汚れや錆などを落として塗料の付きをよくする作業です。また、表面を傷つけることで塗料が密着しやすいようにします。これを、「目粗し」といいます。ケレンが不十分なまま塗装をしてしまうと数年後に?がれてしまうので、しっかりとやってもらう必要があります。

 

そんなケレンは、劣化の進行具合で作業内容が変わります。1種ケレンから4種ケレンまでありますが、一般住宅では1種ケレンはやりません。程度としては、かなり錆がひどく進行している場合は2種ケレンをおこない、そこまで錆びてもいない状態も良い場合は4種ケレンをおこないます。2種ケレンではワイヤーブラシやワイヤカップ、ディスクサンダーなどを使い、錆びていない既存塗膜もすべて除去することになりますが、4種ケレンでは紙やすりだけという手軽さで済みます。ちなみに、一番多いのは3種ケレン。ワイヤーブラシやスクレーパー、ケレン棒などを使い、錆びていない既存被膜は残しておくものとなります。

 

価格的には、一番安いのは4種ケレン。当たり前ですが、錆が多いほど除去が難しくなるのですから、4種と2種では5倍近くの差がでることも。除去するのが難しくなる前に、早めの対処をするのがおすすめです。