養生

キレイにラッピング!

 

 

窓という窓をすべてふさぐだけでなく、付帯部も、そして玄関もビニールでカバー。その姿はまるでラッピング!玄関もきれいにラッピングされていて、一瞬、家に入れないのかと思うくらいの完璧さ。ちゃんと、鍵穴のところは切込みが入れられていました。

 

そして、中から外はまったくみれません。カーテンなんて必要ないくらいです。窓が開けられないのも大変だけど、外の状態がまったくわからないのは怖く…天気具合もテレビ頼みとなりそうです。

 

養生で使われるのは、ポリフィルムのビニール、ガムテープ、ブルーシート、マスキングテープ、ノンスリップシートなどです。ちなみに、マスカーという、ポリフィルムに布テープが付いた特殊なアイテムもあり外壁塗装では人気。ポリフィルムには、コロナ放電処理という特殊な放電加工が施されているので、塗装している最中に塗膜が飛び散ってきても、フィルムの凸凹面でしっかりとキャッチして垂れ落ちるといったこともなし。周囲を汚さず、きれいに塗料を塗ることができるのです。もちろん、塗装作業が終わってマスカーをはがす際も安心。放電処理で乾いてパリパリにしてしまうので、付着した塗料が落ちて周囲につくこともないのです。

 

 

場所に適した養生でしっかり予防

 

 

いろんな道具をつかってやる養生。1箇所ずつ、場所に合わせて作業されています。例えば、雨どいであれば1本ずつ、塗料が付着しないようにビニールを巻いていきます。その姿は包帯のよう…。バルコニーの床にも敷いて、塗料で汚れないようにします。玄関先も例外ではなく、こちらの場合は工期中も通る部分ですから、滑りにくいシートを引いて転倒を予防します。窓やバルコニーの手すり、植栽、駐輪場の屋根など…細かいところまでカバーしていきます。

 

そして、ずっとカバーをかけておくのが難しい自動車。生活の足としてちょこちょこ使うことからも、カバーをかけて使えなくする…なんてことはできません。しかも、夏場などに長時間ポリフィルムを被せっぱなしにしてしまうと、自動車の車体塗装が変色してしまうといったことにもなりかねないのです。ですから、通気性のある不繊不性の車用養生シートを使用するのが一般的となっています。

 

ちなみに、スプレーで吹付つタイプはもちろんですが、ローラーで塗料を塗る際にも意外と飛び散ります。隣の家が近いと大変。塗料が飛散してしまい、トラブルのもとになってしまうことも…。お隣さんも養生するわけにはいきませんので、飛散が考えられそうな部分の足場には、メッシュシートだけでなくブルーシートでしっかりと予防する事となります。