土台はやるべきか?

土台(基礎)に塗料を塗るメリット・デメリット

 

 

工事中、オプションで土台の塗装もやっているという話を聞きました。「やります?」とお隣さんに聞かれてびっくり。土台の塗装なんて考えていませんでした。 

 

土台とは建物の基礎のこと。基礎は家の重みを支えるだけでなく、建物の荷重や外的要因による力を、バランスよく地盤に伝える役割も持っています。つまり、地盤と建物をいい感じにつないでいるのですね。さらに、湿気からも家を守ってくれています。

 

そんな大事な基礎にも、塗装は必要なのでしょうか?塗装するメリットとしては、基礎の吸水性を抑えて、防水性を高める。コンクリートが中性化するのを予防し、カビやコケなどの発生を抑えて美観を守る…といった事が挙げられます。

 

では、塗装をしなかった際のデメリットはなんでしょうか?それは、防水性がないので水分を吸い込み、ひび割れのリスクを高くし、そのひび割れから水分が入ることで鉄筋を腐食させて基礎の構造を劣化させてしまう…といったことが挙げられます。

 

 

基礎は水分を吸収して放出する?

 

 

基礎へのメリット・デメリットを見てみると、「土台もやったほうがいいのか!」と思えますが、実はこの土台も塗装されるようになったのはつい最近の事。昔は、基礎には塗装しないのが一般的で、ここ最近になって基礎にも塗れる塗料が開発されたので言われるようになってきたのです。

 

なぜ、これまで基礎に塗られなかったのかというと、水分と関係しています。基礎部分は地面とくっついていますので、雨が降ると地面に水分が吸収されていきます。基礎も吸収してしまうので、塗料を塗るということは蓋をして水分が逃げにくくなってしまう事になります。夏などの気温の高い日は、熱でどんどん基礎の中の水分を湿気に変えて膨張。塗装を押し上げて膨れたり剥離させてしまうので、塗装をしても無駄だ…となっていたのです。

 

ところが、基礎専用の、湿気を逃がす作用がある塗料が開発されたことからも、基礎にも塗料を塗る動きが増えてきました。ただ、まだ業界内に浸透していないので、基礎用塗料について詳しい業者にお願いしないといけません。

 

ちなみに、我が家の外壁塗装をおこなっている会社の営業さんに聞いたところ、
「美観を重視するお客様に言われることはありますね。もしもひび割れなどがみられたら、別手段で対応しますよ。」
との事でした。まだきれいな状態なので、とりあえず今回はパスすることにしました。正直、まだ浸透しはじめであれば、もう少し様子をみてから決めても遅くないような…。その際、足場も必要になりませんからね。