アルミ素材は塗らないの?

アルミ製は塗装をしない?

 

 

最終チェックをおこなった際に、2ヵ所だけ気になる部分がありました。それは、プロペラファン仕様の換気口とシャッターでした。他の換気口もシャッターボックスのカバー部分もしっかりと塗装されているので、なおさら気になってしまったという…。何か理由があって塗っていないのだろうなと思っていたものの、一応、足場が解体される前に確認しておきます。

 

営業さんに電話して聞いてみると、「アルミ部分は塗らない方がいいんですよ〜」との事でした。

 

アルミサッシは非鉄金属なので、塗装してもはがれやすいといった特徴があります。塗膜が密着しにくいのです。ただ、最近ではアルミ製にも塗れる専用塗料が開発されて可能にはなっています。とはいえ、やり方を間違えると大変。きちんとした工程、そして適切な塗料が必要と専門知識があっての作業なので、下手な業者がやると逆効果になります。

 

しかも、これまで塗装をしないのが定番だったのには、アルミサッシには強力な耐候性があるため。電着塗装と言われる塗装を施しているので、その耐用年数は20〜40年と長いという理由があるから。確かに、築11年の我が家のアルミは、そうひどくなっていません。まだきれいな状態ですから、これは次のメンテナンスの時に考えればいいのかな…とも思えるのでした。しかも、いつか劣化してきた際に外れないようにか、周囲が少しはみ出すように塗られていました。

 

 

アルミサッシのお手入れはいつ頃がいい?

 

 

アルミサッシの耐用年数は長いですが、下記のような症状が出てきたらさすがにお手入れ時です。

 

・劣化、腐食、錆などの症状
・白いブツブツの斑点(酸化アルミニウム)
・サッシからの雨漏り
・塗装が粉状になって見られるチョーキング
・塗装の剥がれ

 

こうした症状が見られた場合、まずは掃除してみて塗装するか新品に取り換えるかします。

 

ちなみに、アルミサッシにできる白い斑点…これは錆になります。アルミは酸素と結合しやすく、その状態で空気に触れると酸化。白い斑点となって現れるのです。

 

この白い斑点は、アルミの表面を覆って錆が進行しないように保護するといった役割も持っていますので、必ずしも悪いものではなし。これを酸化被膜と呼びますが、そこまで万能ではありません。空気中のほこりやチリ、すす、排気ガス、砂、潮風といったものが風に乗って当たることで破壊され、そこから腐食が進行してしまうので注意が必要なのです。